夏にこそ来たかった場所

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 移動先の記事はこちら→ 夏にこそ来たかった場所:「蛍火の杜へ」舞台探訪(聖地巡礼) - 旅空をめぐる宵待月

■「蛍火の杜へ」 2011/11/20 熊本県阿蘇郡高森町

 アニメ映画、「蛍火の杜へ」舞台です。
 原作は緑川ゆき先生の漫画です。
 熊本空港に降り立ってまず最初に行ったところが、ここでした。

  写真は3回目の訪問のもの(2012年9月)


蛍火の杜へ」の世界観

 

夏の光と影、蝉時雨が降る神社の杜、妖怪たちの夏祭り・・・
女の子が少女になるまでの約10年の、時の流れと、恋とも呼べないほどの淡い想いを丁寧に描いて。
       引用元:

 もとは50ページほどの、ごくごく短い短編です。
 自分のブログで、約4年前に書いた文章以上のものは書けないと思いましたので、そのまま引用しました。
 この体言止めで世界観を表すというのは有効な手段だったらしく、映画公開前に公式サイトにアップされた大森監督からのメッセージにも使われていました。

 

蝉の声、強い陽射し、真っ白い入道雲、木々の葉擦れの音、夏の森で出会った二人。
       一部引用元:

 この文章のフォーマットが素晴らしいので、ぜひ元リンクでご覧ください。



階段を上って参道を上がる (写真はクリックで大きなサイズへ)

 
2011年11月訪問時2012年9月訪問時

 2012年2月訪問時には、まだ右側の看板は立っていませんでした。
 同年9月訪問時には既に立っていましたので、この間に立てられたのでしょう。


 

 訪れたのは良く晴れた秋の午後でしたが、境内に入った途端、静謐な空気に包まれました。
 近くでイベントの放送がずっと流れていたんですが、境内の中までは届かず…


 

 大森監督が「夏目友人帳」アニメ参・肆のロケハンの時に来訪されてから約1年後の訪問となりましたので、時期的には大体合っているかなと。
 この場所は、大森監督が当時ツイッターに上げられていたお写真と合わせました。
 元のお写真を上げる勇気はありませんが…
 気が向いたらリンク先アドレスを上げるかも…もう消えてるかも…


 

 両側に石灯籠が延々と立ち並ぶ階段を、ひたすらに上がっていきます。
 この絶妙なカーブ具合が、アニメ映画公式サイトのバックグラウンド画像を想像させますね。
 公式サイト⇒蛍火の杜へ| アニメ映画公式サイト

<2015/11/19追記>
 アニメ映画公式サイトですが、確認したところバックグラウンド画像は別のテクスチャに変更されていました。



キービジュアルに使われた第二の鳥居

 

 そしてこの第二の鳥居に辿り着きます。
 ここが、映画のキービジュアルの鳥居として使われています。
 もっと緑なす夏真っ盛りの頃に来たかったですね。
 

 ここ上色見は高森町の繁華街あたりよりずっと標高が高いため、夏でも朝靄に包まれてそうな気がします。
 そうすると、映画のオープニングの雰囲気を味わうことができると思うのに。


 …そんなことをずっと考えているうちに、2012年11月までの間に4回も来ることになってしまったのでした。
 でも7・8月に来ることは、まだ叶っていませんが。


「蛍火の杜へ」の舞台


 
   より大きな地図で 「蛍火の杜へ」 舞台探訪マップ(宵待月の空) を表示


 …現地へ行かれる際のマナーについては、次のとおりお薦めします。

現地へ行かれる際のマナーのお薦め
 ・舞台を荒らさないこと。 ・住民に迷惑をかけないこと。 ・舞台での行動は慎重に。
 ・現地の方や、他の訪問のお客様に、挨拶をすると人の輪が拡がります。

(「蛍火の杜へ」 白泉社花とゆめコミックス、愛蔵版)
(  〃       ANIPLEX:DVD/BD)

■更新履歴

<2015/11/19>グーグルフォト化で写真のリンク先が消えていたので修正